院長のブログ

307回 手作業でPCR検査をやる国は、先進国では日本くらいというお粗末さ! 唾液を使ってLAMP法で1時間以内に判定し、収容先を決すべき!!

SARS-COV-2ウイルスは感染力が高く、防護着と別の動線(通路)の無い、一開業医には手に負えるものではありません。日本で院内感染を来たした病医 院は70以上です。
発熱外来を作り、そこに集約して入院の是非や場所を決めるべきで、そういった合理的、徹底的防御対策をしてこなかった国の責任です。 PCR検査(ポリメラーゼ連鎖反応)は鼻奥からの採取でなく、初期は口内の方がウイルスの殻が多いので唾液からやる方向です。医師が採取し、検査技師さんが検査するわけですが、両者に感染の危険性があります。より安全で、手短かな唾液を使うべきです。また、日本は世界に先駆けて全自動方PCR解析機があります。もはや先進国でいちいち手作業でやっている国はありません。日本の開発メーカーはこの機械で フランス大統領から表彰されています。ヨーロッパ、欧米も基本的のこの機械かこれをもとに共同開発した検査機を使っています。PCR検査が正確に安全に、そして1台で何百、何千というオーダーで大量に出来ます。値段は1台1憶1千万程。アベノマスクの費用を考えたら、何台買えるでしょうか?技師さんは機械を監督する1〜2人のみ。技師さんの感染もほぼ防げます。何故、許認可にこだわり、こういう良い国内の科学技術をとりいれないかです。日本は税金の無駄使いが多過ぎます。
また、日本の栄研化学が開発したLAMP法(新規遺伝子増幅法)は、結核などで内科の医師なら誰でも知っている、世界に冠たる日本の技術です。これは、簡単、短時間、安価で、新型コロナにおいても、PCRとほぼ同様な結果を得ています。なんで日本人なのに日本の技術を導入しないのか?厚労省の姿勢には甚だ疑問を感じます。縦割りの縄張り主義、書類至上主義、ハンコ押印お役所主義がよく分かります。許認可に関する利権もあるのでしょうか?まあ、今時、この感染症に関しては「技師さんの技量」なんて時代遅れだということです。来週認可される抗原検査は感度も悪く、陽性の人はそのまま確定、陰性の人は二重にPCR検査をやるようです。馬鹿げています。唾液でLAMP法を用いれば、ウォ―ク・スルーで日に数万件出来ます。ドライブ・スルーは米国的方法で、クルマを運転できないご高齢者は無理です。ゆっくりとしたウォーク・スルーで唾液でLAMPをやるべきです。

 

 

「院長のブログ」一覧に戻る