院長のブログ

第297回 抗GBM病の治療

内科臨床医は、風邪だけ診ていればいいというものではありません。内科の勉強をしてこそ、内科医であろうと思います。内科と標榜しているクリニックでも、心房細動症例を検査と称して長い間、抗凝固薬(OAC)を無投薬で判然と診ているところもあり、驚きます。
でも、これは、今でも東京の下町で普通に見られることです。さて、前回の症例検討の続き、抗GBM病についてです。

  1. 保険適応となった抗GBM抗体の測定が必要である。
  2. RPGN(急速に進行する腎不全)をきたすので、腎臓内科への迅速な紹介が予後を分ける。
  3. 血漿交換や免疫抑制療法が腎臓内科で行われる。

従って、いかに早く、抱えていないで高次医療機関に紹介するかが重要な疾患といえます。




 

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