第296回 実地医家のための症例検討会
先日の日曜日、日本橋で症例検討を中心とした勉強会がありました。講師は国保旭中央病院副院長の塩尻俊明先生でした。(写真) 神経内科の症例を主とするも、主訴から掘り下げていく考案、解説は参考になり、自分だけの座勉、座診断と異なり参考になりました。一部、抜粋します。
- 抗GBM病は全身倦怠感、悪寒、発熱、関節痛などが先行する。
- 吐き気、食欲不振、顔色不良なども起こる。
- 腎障害を来たした場合は、排尿時痛、血尿、浮腫、高血圧、CVA圧痛を起こし得る。
- 以前、Goodpasture症候群と言われていた病態である。
- RPGNをきたす。
続く