院長のブログ

第289回 Charcot-Leyden crystals(シャルコー・ライデン結晶:CLCs)

9月に入り、また久々に肺癌研究会がありました。肺癌研究会といえども呼吸器科学全般の勉強会になっています。

最近のテレビは偏向報道、パンとサーカス政策(グルメ番組と芸人、スポーツで大騒ぎ)ばかり、判で押したような特定の食べ物を勧めるエセ医療番組とエセ医師ばかりでくだらないです。私は殆どテレビは観ません。

さて、そのような下世話なものは放っといて本題です。佐々木信一准教授からシャルコー・ライデン結晶(CLCs)融解が喘息、鼻炎、ABPAなどで有効とのコメントで、最近のCLCsが実際に解ける画像を見せて頂きました。S先生やN先生にも伝えます。

  1. CLCsを形成するのはgalectin10(Gal10)という蛋白である。
  2. これが好中球や探求を呼び込み、IL-6,IL-1βを増加させ、炎症を悪化させる。
  3. 抗Gal10(tyr69 epitope)で融解させると、炎症細胞数、IgE、Muc5ac発現が抑えられる。
  4. ABPAにも期待される。

290回に続く



 

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