第287回 巷に溢れるHFpEF
山間部をトレッキングしていて、ラフティングの初心者教室をしている人達を見つけました。
夏らしい風景です。
さて、HFpEF(拡張障害型心不全)は前回書きましたが、想像より遥かに多く外来などでもみられます。きっと、訪問診療などでも多いと思われます。
更に特徴を書いておきます。
HFpEFは、
- NT-proBNPの上昇がない場合が多い。あっても100〜200台と軽度で、心不全にそぐわない
低値である。 - 心エコー検査でほぼ診断となる。
- 診断したら直ちに治療をするべきである。