院長のブログ

第286回 雑感1

テレビは均一の話題、どの局も同じようなことばかり、芸人ばかりでウンザリ、ほとんど観ていません。今、幼い一政治家の出来ちゃった婚でそればかり。下らないですが、まあ、芸能人なのでしょうが、首相官邸に行くとは公私混同もいい加減にして欲しいです。

さて、そんな話はもうおいて、最近、あちこちでHFpEFの患者さんが多いです。共通点もあります。見逃さないために、S先生、N先生のために箇条書きにまとめてみます。

HFpEFは、

  1. 高齢の高血圧のある人に多い。
  2. 高齢、高血圧患者さんの原因不明の息切れはHFpEFの可能性あり。
  3. 心房細動も多いが、無い場合もある。
  4. 両心不全症状であるが、慢性の経過の場合、足の浮腫など右心不全症状が前面に立つことが多い。
  5. 左心不全症状は軽度の息切れで、mMRC2度程度のCOPDと誤解されている場合が多い。COPDも合併が多い。
  6. 前医や看護師さんにCOPDや気管支喘息と言われている場合も多い。
  7. ACEIやARB無効のことも多い。多くは既に処方されているので、ループ利尿薬が有効。
  8. 抗アルドステロン薬(アルダクトンA)は無効とされているが、MRブロッカー(セララ、ミネブロ)は効がある。
    ここら辺は、アルドステロン以外のMR活性亢進要因や組織におけるMR活性を考える上で興味深い。
  9. β-遮断薬(アーチスト)も少量・漸増併用した方が良い。

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